ホームページとランディングページの違いは?集客に役立つのはどっち?

こんにちは。地域の事業者様のネット活用支援をしているwebデザイナーの栖川です。
「集客のためにホームページを持っているといい」
「ランディングページがおすすすめ」などなど
起業仲間やコンサルさんからアドバイスをもらったけど、
「自分にはどちらが必要なんだろう?」と迷っていませんか。
どちらも作るとなるとお金も時間もかかるので、失敗したくありませんよね。
この記事では、ホームページ、ランディングページどちらも作った経験のあるデザイナーが2つの違いを初心者さん向けに解説します。
この記事はこんな方におすすめ
- ホームページとランディングページの違いが知りたい
- それぞれのメリット・デメリットを知った上で選びたい
- 自分に合うのはどちらか知りたい
結論:集客に必要なのはHPとLPどっち?
最初に作るなら、ホームページがおすすめです。
理由は、広告費をかけることなく「お店のことを知ってもらう」ことでお客様の安心や信頼してもらえる→お申し込みに繋がるからです。

図解の通り、お客様が商品やサービスを購入するまでには4つのステップがあります。

ホームページがあると、「興味」のステップを強化することができます。
ランディングページ(LP)が役立つ人とは?
LPは通常、広告運用とセットで考えます。
そのため既にビジネスで成果を出していて、予算がある方や1つのサービスを売りたい方にLPはおすすめです。
インスタグラムとランディングページの組み合わせ
インスタから集客できている人はインスタで見込み客を集めて、LPへ誘導するという方法があります。
この場合、広告を使わずにLP の運用ができるので、広告費を抑えることができますね。
インスタから集客できている場合は、LPを活用してお申し込みに繋げることができます。
メルマガとランディングページの組み合わせ
ステップメールなどのメルマガやLINE公式にLPのリンクを貼る方法もよく見かけます。
メルマガなどで既にお客様との信頼関係を作ってから、LPでセールスをした方がお申し込みに繋がりやすいと言われています。


先ほどの図解に戻ります。
【知る】【興味を持つ】ステップをインスタやブログに任せて、メルマガで【信頼】構築をし、LPで【購入】へ促すといった仕組みです。
時間はかかりますが、信頼関係ができているので購入してもらえる確率は上がります。
起業初期にランディングページは作らないほうがいい?
もし売り上げが立つ前にLPを持ちたいと思ったら、HPのトップページをLPのデザインにするという方法があります。
ホームページの場合はSEO対策と言って、ネット検索から流入してもらえるように対策をすることができます。
この場合は、広告を使わずにあなたのLP(HP)を見てもらえる可能性が高まります。
HPにお客様視点のコンテンツを揃えることと、しっかりSEO対策をすることで集客に繋げます。


ホームページとランディングページの集客方法の違い


- LPは広告を使って集客し、HPはSEO(Googleなど検索からの流入)で集客するという点が大きな違いです。
- HPはお客様視点の安心できる情報からお申し込みに繋げますが、LPは単一の商品を売ることが目的です。
ではHPとLPについて具体的に見ていきましょう。
ランディングページとは?


集客のためのランディングページは一般的にLP(ランディングページ)とも呼ばれ、1つの商品を売り込むページのことを言います。
HPは複数のページから構成されますが、LPは1ページです。
お客様の購買心理に基づいて文章・ザインが作られていて、買ってもらうための構成になっています。
広告で集客し、成果に繋げるために最適化された構成で作ります。



LPのゴールは売り上げUPなので、「どうしたら申し込み(購入)してもらえるか」にフォーカスして制作します。
仮説に基づきLP制作→公開して市場の反応を見る→データを解析する→LPの改善
この過程を繰り返します。
Google広告、SNS広告、アフィリエイト広告などにお金をかけて、インターネット上でたくさんのお客様に見てもらいます。
成果に繋げるためのLPに必要な4つの要素
- リサーチ、商品設計、コンセプトなどの戦略
- セールスライティング
- セールスデザイン
- 効果的な広告運用
ランディングページのメリット
広告を使ってインターネット上でたくさんのお客様の反応を確認し、早いスピードで効果を検証ができます。
1つの商品の情報をお客様が読み進めてもらえるので、どこで離脱をしたのか?なぜ離脱したのか?が分かりやすく、
改善→実行→検証がスムーズになります。
成果の出るLPは、お客様に納得してもらうためのの材料(ベネフィットやお客様の声など実績)が不可欠です。
ホームページとは?


LPがお店の店員さんなら、HPはインターネット上のお店です。
そのためHPにはお客様がほしい情報が十分に掲載されています。
複数の商品やサービスを扱っている場合は、ホームページで紹介してお客様に知ってもらうことができます。



HPはLPのように1つの商品を売るためのツールではありません。
HPは、SEO対策をしてお客様に見つけてもらう方法で集客します。
Googleでサービスに関連する様々な検索キーワードでコンテンツを作り、上位表示させて集客する方法です。
ホームページの構成
ホームページはトップページと下層ページから構成されてます。
下層ページの構成(例)
- サービス内容
- プロフィール
- コンセプト
- 会社概要
- お問い合わせフォーム
ホームページのメリット
ホームページはLPとは違い、ページ数が多いので情報量に制限がありません。
ユーザーに満足してもらえるコンテンツを用意して、お申し込みに繋げます。
お店のブランディングを強化し、お客様の記憶に残すことができます。
ホームページのデメリット
どこでユーザーが離脱したのか?なぜ離脱したのか?
ホームページは他のページへのリンクや情報量が多いため、離脱の原因を特定することがが難しくなり、検証や改善に時間がかかります。



ホームページはまず集客できる構造で作り込んで、公開後に運用のことを少しずつ勉強するのがおすすめ。
スモールステップで進めましょう♩
デザインの違い|ホームページとランディングページ
ホームページのデザイン
お店の「価値観」や「想い」を伝えることができます。
そのため、ブランドイメージに合ったデザインにすることが大切です。


ランディングページのデザイン
商品を買ったらどんな良いことがあるのか?というベネフィットや
商品によってどんな悩みが解決するのかを分かりやすく伝えるためのデザインにします。
マーケティングに基づいたセールスコピーがお客様に一瞬で伝わるようにデザインすることが大切です。



テンポよく最後まで読んでもらうために、LPのデザインはお客様が飽きないようにメリハリの強いデザインになっています。
まとめ|ホームページとランディングページの違いは?集客に役立つのはどっち?
ホームページはお客様が知りたい情報やお店情報を複数ページにまとめ、安心してお申し込みしていただくためのページです。
一方、ランディングページはお客様が申し込み(購入)したくなるように1つのサービスを売るためのページです。



売りたいサービスが1つに決まってる場合はランディングページ、
お店の雰囲気や 先生の人柄など全体像を伝えたい場合は、ホームページがおすすめです。