集客とは?「相性の良いお客さま」と出会う旅

最近は春とは思えない暑さですね。
30度近い日が続き、我が家でも家族が体調を崩しがちです。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
この記事では、相性の良いお客さまと出会い、個人事業主が持続可能な働き方を手にする試みをご紹介してます。
実体験や失敗談を交えてお伝えしますので、読んでいただけると嬉しいです。
- 獣医師16年→フリーランスのwebデザイナー
- 4歳と8歳のママ
- 趣味は旅行・片付け
- 地域ブログ『てくてくinfo』運営

「欲しい!」の背景は人それぞれ
先日、暑さに負けて「アイスが食べたい!」と思い立ち、自分好みのアイスを手作りできないかとレシピを検索していました。
「アイス 手作り」と検索すると、たくさんのレシピが出てきましたが、どれも生クリームや卵黄3個など、家にない材料ばかり……。
「うーん、もっと簡単に作れないかな?」と思っていたところ、
牛乳と卵1個だけで作れるレシピを発見!
「まさにこれがほしかった!」という気持ちで嬉しくなりました。
そしてレシピを探しながら、集客に似てるなぁ〜と思ったんです。
私はホームページ制作の仕事をしているのですが、お客さんの中には、
- 「機能はもっとシンプルでいい」
- 「デザインもそこまでこだわりすぎなくていい」
と感じている方がいます。
そして、「こういうことができたら便利だな」「ちょっと相談してみたいな」というニーズが隠れたりするんですよね。
人それぞれ「ちょうどいいポイント」があるということです。
お客さまはちょうどいいポイントを分かってくれる人を探していて、
そこを作り手(売り手)が上手にキャッチすることが集客なんじゃないかなと思うんです。
「ぴったりの人」と出会えたら、仕事はもっと楽しくなる
アイスのレシピと同じで、お客さんが求めているものと、私たちが提供できることがマッチしたとき、
「こんなサービスを探してたんです!あなたにお願いしたい」と心から喜んでもらえます。
これはホームページ制作に限ったことではありません。
ヨガ教室でも建築事務所でも、それぞれの強みや作り手の人柄や雰囲気があります。
自分たちの考え方やこんなお客さんに喜んでもらっているということを率直に伝えることがとても大切になります。
下手でもいいから自分の言葉で伝える
私は「こんなこと書いていいのかな?」と発信するときにとても迷います。

迷いすぎて発信できないまま下書きが増えるなんてことがよくあります。
同じような方がいたら、実際のお客さんからもらった嬉しかった言葉をホームページでご紹介するのも1つです。
手前味噌ですが私の場合、あるお客さんから
「パソコンが苦手でもホームページを持つことができた。ホームページ経由で来てくれるお客さんはまるで昔から知っている知人にような存在です」
と言っていただいたことがあります。
その言葉に、ものすごく励まされましたし、
「ああ、こういう方ともっと出会っていきたいな」と思いました。
そして、自身のホームページでは
『パソコンが苦手でもオンラインで仕事を広げたい方へ』
『必要な人に届くホームページを作ります』
というメッセージを伝えることにしたんです。



『お客さんからもらった言葉=自分の事業を映す鏡』ですね。
「相性の良いお客さま」と出会うとストレスが減る
以前は「お客さんを選ぶなんてとんでもない」と思っていましたが、実際に相性の良い方と仕事をしてみると、
驚くほどスムーズに関係が築けて、仕事のストレスが激減しました。
「お金のために働く」という感覚より、
「自分を活かして役に立ちたい」という気持ちが強くなり、
本能的に楽しく働けるようになるんです。
これは、提供する側・受け取る側の両方にとってハッピーなことですよね。
まとめ|集客は「相性の良い人」と出会うための旅
集客は、ただ人を集めることではないと私は考えてます。
自分のサービスを心から喜んでくれる相手と出会うための旅のような気がしています。
旅と例えたのは、相性の良い人と出会えたと実感できるまでに時間がかかったからです(体験談)。



マラソンと言い換えても良いかもしれません。
文章が下手でもいいので「こういう人を幸せにできるサービスです」ということを自分の言葉で伝え続けることが大切。
今は何だかしっくりこなくても、お客さんから意見をもらってブラッシュアップするの繰り返しでいいのです。
私も完璧じゃないまま、走り続けてますよ!
気持ちをこめて書いた言葉は、完璧じゃなくても相手にちゃんと届くから不思議ですね〜。
不思議なものですね。
そして、作り手の分身のようなホームページがどんどん増えて、優しい言葉がネットの世界に増えてほしいなぁと思っています!

