ブログの更新が続かない方へ。
SEOを高めるブログ更新のポイント

ホームページを更新したら、「ブログを更新したほうがいい」と聞いたことはないでしょうか。
「実際にやってみたものの続かない…。」
ということはありませんか?
この記事では、小規模な事業者さま向けに、
ブログ更新のポイントをまとめています。
- どんな内容を書けばいいのか、
- 続けるためのコツ
- そして、なぜブログ更新が大切なのか、
「自分にもできそう」と感じてもらえるきっかけになれば嬉しいです。
- 元獣医師17年→地元八王子で創業
- お問い合わせに繋がるホームページを作っています
- 4歳と8歳のママ
- 趣味は旅行・登山・読書

ブログが続かないのはあなただけじゃない
私も、最初はブログが続きませんでした。
- 何を書けばいいのか分からない
- 本業で忙しくて、時間がない
- 文章に自信がない
という状態だったのですが、【自分の専門性を伝える仕事】と考えるようになってから、
「記事を書きたい」という気持ちが自然と湧いてくるようになりました。

ブログ更新が大変と感じている方には、この記事の後半ではブログを更新するメリットについてお伝えしています。
ブログにどんな内容を
書けばいいの?
ブログのネタは、思っているよりも身近にあります。
(ネタという言い方は好きではないのですが、分かりやすいためこの記事では使わせてください。)
よくある相談や質問を記事にする
お仕事中に、お客さまから聞かれたことを記事にすると良いです。
この記事も、お客さまから「どんなことをブログに書けばいいのか分からない」と相談いただいたことが書くきっかけになっています。
相談されたことが「思い浮かばない」という方は、サービスに関係することで「最近、困ってることありませんか?」とお客さまに直接、聞いてみるのが良いでしょう。



お客さまと積極的にコミュニケーションを取ると色々な気づきがあるのでおすすめです。
記事のアイデア
フットケアサロンさまの場合:「巻き爪ケアは何回で良くなりますか?」
→ 記事タイトル:「巻き爪ケアは何回通えば良い?目安と通い方のポイント」
水道修理の事業者さまの場合:「夜間でも来てもらえますか?」
→ 記事タイトル:「夜間にトイレが詰まったときの対処法と業者を呼ぶタイミング」
事例のご紹介
無形のサービスを扱っている方は、事例や症例をご紹介するのも一つです。
サロンに通ってくれているお客さまのビフォー・アフターを、動物病院では実際の症例をご紹介するなど。
紹介させていただく場合は、お客さまに許可を得ましょう。
その際、「同じように困っている方がいるので、事例として紹介させてもらえないでしょうか」と前向きにお伝えすると納得していただきやすいです。
サービスの裏側を紹介することで仕事の専門性や丁寧さを伝えることもできます。
専門性が高いと、日頃から当たり前だと思っていることが、他の人から見ると新鮮に感じられたり、「さすがプロ」と思われることも多いです。
ブログが書きたくなる4つのコツ



時間がかかりすぎると何事も「面倒」になってしまいます。
できるだけ時間をかけすぎない方法を見つけるのが大事です。
1.お客さまから聞かれたことを
日頃からメモしておく
「いざブログを書こう」とするとハードルが高くなって、重い腰が上がらなくなります。
実際にお客さまから聞かれたことをスマホのアプリにメモしておくと良いです。
メモ帳にアイデアを書き留めておくのです。
また、日頃から「どんなことで困ってるのか?自分のサービスで解決できないか」頭の片隅に置きながら、ブログやSNSを観察するとヒントが見つかります。



同業者さんとの話していて「〇〇で困ったことがある」という話からヒントが見つかることもあります。
2.完璧じゃなくてもブログを公開する
「ちゃんとしたものを書かないと」と思ってしまうと、そもそもブログを書くことがしんどくなってしまいます。
完成度60%で、公開してOKとすると、記事を書くストレスが減ります。
「プロのライターさんでも完璧な原稿は書けない」と聞くので、「習うより慣れろ」で良いのではないでしょうか。
3.小分けにして記事を書く
私も実践していますが、記事を1日で完成させないのもポイントです。
例えば、
- 仮のタイトルを決めて、ブログ記事の構成を考える
- 記事に関連する自分のエピソードを探す
- 1つの章の本文を書く
- 見出しを考える
- 記事のまとめを書く
- 正式なタイトルを決定。アイキャッチ作成。
このように小分けにすると、1つできるだけで、達成感があり、モチベーションが落ちにくいです。
4.ChatGPTを活用
構成を提案してもらったり、手が止まった時に相談したり、ちょっと困ったときに使うのがおすすめです。
(※内容の正確性は自分でチェックが必要です)
でも、個人的にはブログ執筆をGPTに丸投げすることはおすすめしません。
なぜかというと、読み手の立場になった時、自分の貴重な時間を使ってGPTが書いた文章を読みたいとは思わないはずだからです。
執筆した人の独自の視点や失敗談が入っていると、ついつい夢中になって読んでしまいませんか。
読んでもらうためには、記事には何かしら自分の経験や考えを忍ばせておいて、「この人と考え方が似てるな。」と読者の方に感じてもらう工夫が必要です。
なのでGPTに丸投げして、記事を量産するよりも一つの記事を気持ちを込めて書いた方が結果的に成果につながると思います。
・・・
以上、ブログが書きたくなる4つのコツをご紹介しました。
ブログ更新は、SEO対策の中でも「効果を感じやすい取り組み」です。
もし「そもそもSEOって何?」「ホームページに本当に必要なの?」と感じる方は、こちらの記事をご覧ください。


ブログ更新がSEOに効果的な
4つの理由
「ブログの更新が面倒」と感じる方は、もしかしたら「なぜブログを更新するのか」という理由が腑に落ちてないからかもしれません。
下記では、ブログを更新するとどんなメリットがあるのかについて解説します。
Googleには「E-E-A-T」という
評価基準がある
Googleは検索順位を決める際に、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を重視しています。
専門分野に関する記事を発信しているサイトは、「このサイトは専門性がある」と判断されやすくなります。
たとえば、動物病院のホームページが「予防接種」「フィラリア予防」など予防に関する記事を定期的に投稿すると、Googleは“獣医療に詳しいサイト”として評価しやすくなるのです。
このように、メインのテーマ(動物医療)に関連する言葉(=関連キーワード)を使って記事を書くと、「〇〇 動物病院」「〇〇 フィラリア」など、ユーザーが検索する言葉にホームページが対応できるようになります。
つまり、事業に関係するテーマで記事を更新すると、専門性や信頼性が積み重なり、ユーザーにもGoogleにも「安心して参考にできるサイト」として認識されやすくなるのです。
その結果、検索でも見つけてもらいやすくなる可能性があります。
2.検索で事業やサービスを見つけてもらえるチャンスが増える
人は困っているときにキーワードで検索をします。
例:
・ヨガ 肩こり 改善
・税理士 開業 相談
ご自身の事業に関係のあるキーワードを含む記事を書くことで、検索された時に、自分のホームページを見つけてもらいやすくなるのです。
ホームページだけでは届かない層にも、ブログのキーワードを通して新規のお客さまとの接点を増やすことができます。
ブログが他のページへの
道案内になる
ブログ記事の中で、サービス紹介やメニュー紹介などのページへ自然にリンクを入れると、読者が関心のあるページへ移動してくれる可能性があります。
たとえば「巻き爪ケアのセルフケア方法」という記事(ブログ)を読んだ人が、専門性を感じて「このサロンで実際の施術も受けてみたい」と思うかもしれませんよね。
すぐに「施術メニュー」ページへ行けるように案内しておくとお問い合わせに繋がりやすくなります。
このように、ブログが“入口”となり、ホームページへつなげることで、サイト全体を見てもらいやすくなるのです。
ブログがSEOに効果を発揮する
流れ
ブログを書く
↓
関連キーワードが増える
↓
検索に表示される機会が増える
↓
リンクをクリックして、ホームページを訪問する
↓
問い合わせにつながる
まとめ|ブログの更新が続かない方へ。SEOを高めるブログ更新のポイント
仕事の合間にブログを書くのは、正直とても大変です。
でも、記事を書くことは「お客さまの困りごとを解決して、自分の専門性を知ってもらう仕事」と考えると、日々の業務とつながっていることに気づきます。
そうは言っても、重い腰が上がらない日もあります。
そんなときは、この記事で紹介したことの中から、「できそうなことを一つだけ」試してみてほしいです。
やってみて合わなかったとしても、それも前進です。
私もブログ更新の取り組みやすい方法を模索していきたいと思っています。