お問い合わせにつながるホームページへ。自己紹介文の見直しのポイント

ホームページを作ったあと、
「なんとなく今の自分とズレている気がする。
でも、忙しくてそのままになっている」
ということはありませんか。
仕事を続けていくと、「こんなお客さまに来てほしい」「もっと伝えたいことが出てきた」
という想いが、少しずつ変わっていくのはとても自然なことだと思っています。
この記事では、「ここを少し整えるだけでも、お問い合わせにつながりやすくなる」
というポイントをお伝えしたいと思います。
ホームページ全体の修正は大変なので、
今回は自己紹介ページに絞って修正のポイントをまとめました。
- 元獣医師17年→地元八王子で創業
- お問い合わせに繋がるホームページを作っています
- 2025年WEB解析士試験に合格
- 4歳と8歳のママ
- 趣味は旅行・登山・読書

自己紹介ページに書いてあるといいもの
「なぜこの仕事をしているのか?」
が書かれている
早速ですが、自己紹介のページには以下のことが書かれていますか。
- なぜこの仕事をしてるの?
- どんな人の役に立ちたいの?
- お客さまの対応で心がけていることは何?
ホームページを見にきてくれる人は、
「お店の人がどんな人なのか」「ちゃんと話しを聞いてくれる人か」ということが知りたいはずなのです。
その時に「この人だったら大丈夫そう」「まず相談だけしてみるか」
と安心してもらえているかな?と少しだけ客観的に見てみましょう。
自分の経験を伝えること
自己紹介ページに修正する2つ目のポイントは、『自分の経験を伝えること』です。
これまでに経験して感じたことを伝えると、
一気に自分らしい文章になります。
そして、読み手の頭の中にイメージが広がり、興味を持ってもらいやすくなります。
具体例でお伝えしますね。
例)私は料理が好きで、料理教室の先生として活動しています。
家庭料理を中心に、初心者の方でも楽しく学べるレッスンを心がけています。
この例では、先生は料理が好きで、初心者向けの教室を運営されてることが伝わってきます。
でも、料理教室を開く方は、料理好きでしょうし、他の人でも同じようなことが言えそうです。
例文をアレンジしてみました。
例)共働きで子どもの寝かしつけが終わるまで動きっぱなしだった時期があります。
その頃は「今日は何を作ろう…」と台所に立つことが負担に感じていたんです。
でも、手の込んだ料理ではなくても「これなら自分にもできそう」と思える一品を作れた日は、不思議と気持ちまで軽くなっていました。←ご自身の経験
料理は、上手に作ることよりも、「できた」「おいしい」と感じられることが大切。
その体験を、同じように仕事や子育てで忙しい方や、料理に苦手意識のある方にも届けたいと思い、料理教室を始めました。←なぜこの仕事をしてるの?
レッスンでは、失敗しても大丈夫な空気づくりと、日々の暮らしに無理なく取り入れられるレシピを大切にしています。
これならどうでしょうか。
「なぜこの仕事を始めたのか?」がbeforeの文章より読みやすくなっているのではないでしょうか。
自己紹介文を修正する前に
やっておきたいこと
ここまで読んでみて、いかがでしたか?
「なんだかむずかし〜」と感じている方には、自己紹介文を修正する前にやっておきたいことを2つお伝えします。
どんな人に読んでもらいたいか
ホームページを修正する前に確認しておきたいことがあります。
それは「どんな人に読んでもらいたいの?」ということ。
ホームページは、人に送る手紙に近いと思います。
もし『どんな人に』というのがハッキリ浮かばない時はぼんやりしていても大丈夫なので、「今はこういう人」という想定でいきましょう。
仕事を続けていくと、半年後、1年後に伝えたい相手の輪郭が今よりハッキリしてくるからです。
webデザイナーsugawa焦らず、今できることで十分です。
「なぜこの仕事を始めたのか」をご自身の経験とセットで伝えると、相手に「なるほど!」と思ってもらいやすくなります。
そして今回の例文の場合だと、同じように仕事や子育てで忙しい方の心に届くんですよね。
振り返り作業がおすすめ
「なぜ仕事を始めたのか?」仕事を始めたきっかけを振り返ることもおすすめです。
例えば、
- 子育てがきっかけで、自宅で働きたいと思った
- 前職の人間関係が辛かったので、仕事を変えたいと思っていた
- 「これなら自分にもできそう」と思える料理で自信が持てた
振り返ると、いくつかエピソードが出てくるのではないでしょうか。
その中でも人にお伝えしたら「なるほど〜」と感じてもらいやすいエピソードはありそうですか。



家族や友達に読んでもらって、感想を聞くのも良いですね。
「過去にこういう経験をして、〇〇と感じるようになったことで、今の仕事に繋がってる」
このように書くと、他にはない自己紹介文になるので、読む人に共感してもらいやすいです。
自己紹介ページを修正すると
何がいいの?
お客さまがサービスや商品を買うときは、何か困ってることがあるはずです。
そのとき、スキルや実績を持ってることはもちろんですが、『信頼できそうな人かどうか』も検討材料になるからです。
会ったこともない人にオンライン上でお申し込みや予約するのはハードルが高いですよね。



私自身もサービスを検討するときは、「話しやすい人かな?」「私でも大丈夫かな?」ということを気にして見ています。
ホームページの修正は定期的に
「こういうお客さまの役に立ちたい」という気持ちや「こんなことでお客さまに喜んでもらってる」ということが増えてきたら、文章を見直すタイミングです。
四半期〜6ヶ月に1回、自己紹介ページを見直しができるといいですね。
まとめ|ホームページの修正。自己紹介文の見直しのポイント
今月は、仕事でお客さまのホームページ修正のお手伝いをしました。
お話しを伺っていると、時間とともに伝えたいメッセージが深くなっていて、その成長ぶりにとても驚きました。
「人も事業も成長するもの」と感じてます。
とはいっても、ホームページ全体を見直そうと思うとハードルが高いですよね!
そういう時は、「今月は自己紹介ページの修正、来月は他のページの見直し」など、範囲を絞って修正していくことがおすすめです。
「ひとりで考えてるけど、方向性がまとまらない〜」というときはぜひお気軽にご相談くださいね。
見直したい場所を一緒に整理させていただきます。





