「外注前に確認しておけばよかった!」ホームページ制作の外注で起きるすれ違いと対策

「HPを修正したいと相談したら、
費用がかかると言われた。
ちょっとしたことは自分で修正できたらいいのに」
「毎月制作会社から請求が来るけど、
何の費用か分からない」
そんな声をときどき耳にします。
ホームページ制作のすれ違いは、専門的な話が事前に共有されなかったり、確認が不十分のまま進んでしまったりすることで、起きていることがほとんどです。
この記事では、ホームページ制作をはじめて外注する方や、「専門的なことはよく分からない」という方に向けて、外注する前に知っておくと安心なことをまとめました。
- 元公務員・獣医師17年
→Webデザイナー3年目 - 地域密着型の会社やひとり経営の方ためのホームページを作っています。
- 2025年WEB解析士試験に合格
- 趣味は旅行・登山・読書

どんなHPにしたいか?決める
ひと口にホームページといっても、目的によって内容も制作期間も変わってきます。
- 「開業初期なのでとりあえずシンプルなものでいい」
- 「お問い合わせを増やしたい」
- 「会社の雰囲気や想いをしっかり伝えたい」
目的によって準備するものが違います。
特に集客を目的とする場合は、HPを訪れた人が「お願いしたい」と思えるような内容づくりや、検索で見つけてもらうための対策が必要になります。
そして、制作期間の目安は3~4ヶ月ほど。
早めに外注先に相談し、「いつ誰が何をするか」を確認しておくと、後から慌てずに済むと思います。
以下の記事では、検索で見つけてもらうための対策(SEO)の解説をしています。

費用の「総額」を知る
ホームページの外注にかかる費用は、制作費だけではありません。
レンタルサーバーとドメインの料金は、公開後も毎月(毎年)かかる費用です。
レンタルサーバーはインターネット上の土地、ドメインは住所に例えられます。
Webデザイナーsugawa両方あることで、ホームページがネット上で閲覧できるようになります。


レンタルサーバーは月5000円以上のところもあれば、500円のところもあります。
安いからいいとも言えないので、メリット・デメリットを聞いておくと納得できると思います。
その他にワードプレスでホームページを作る場合は、HPのメンテナンスは誰がするのか、
外注すると、月々の費用はいくらかも確認しておくと良いでしょう。
良心的な制作会社や制作者であれば、先方から全体的な料金のお話があると思います。
レンタルサーバーとドメインは、
契約者が誰かを確認
「ホームページをリニューアルしたいのですが、今の制作会社とは別のところに依頼したい」とご相談をいただくことがあります。
そのときに確認していただくのが、レンタルサーバーとドメインの契約者が誰かです。
制作会社から毎月(毎年)請求が届いている場合、レンタルサーバーやドメインの契約者が制作会社になっているはずです。
その場合、他社でリニューアルするには、契約を自分(自社)名義に切り替える手続きが必要です。
初めてHPを外注される方は、リニューアルのことなんてまだ考えられないと思います。
なのですが、先々のことも考えると、レンタルサーバー契約が自分の名義になのか、制作会社名義になのかを知っておいた方がいいでしょう。
「自分のHPにアクセスできない」
を防ぐ
ホームページをワードプレスというシステムで作られている場合、自分がログインできるか、またどの権限をもらえるのかを確認しておきましょう。



HPはワードプレス以外にもWix、Studio、ペライチ、Jimdoなどでも作ることができます。
ワードプレスには権限の種類があり、できることが異なります。


図の下に向かうにつれて、できることが少なくなります。
管理をすべて制作会社に任せていて、ログイン情報をもらっていないケースがあります。
権限をもらっていても「管理者」以外だと、制作会社を変えたいときや、レンタルサーバーの契約を自社に切り替えたいときに、ご自身でホームページの引越し作業を行うことができません。
その場合は、現在の制作会社さんに相談して対応するようにお伝えしています。
ホームページは5年、長いと10年ほど使い続けることもあります。
外注した直後は困らないのです。
数年後に状況が変わって慌てないために、ワードプレスの管理者権限をもらえるかを事前に確認しておくことをおすすめします。
完成後の修正・更新はどうなるか確認
ホームページは5年、長いと10年ほど使い続けるものです。
その間に、事業内容がまったく変わらないということはないはずです。
例えばこんなHPの変更が出てくることがあります。
- 営業時間や定休日の変更
- スタッフの入れ替えやプロフィールの更新
- サービス内容や料金の変更
- ブログの更新
- キャンペーンやお知らせの追加
こうした変更を自分でできるのか、制作会社に依頼する必要があるのかを、外注前に確認しておきましょう。
依頼する場合は、1回あたりの費用を聞いておくと安心です。
HPは長く使い続けるものだからこそ、制作費だけでなく公開後にかかる費用も知っておきたいですね。
補助金を活用する場合は、早めに
「補助金を使ってホームページを作りたい」というご相談もいただきます。
補助金には申請できる期間が決まっており、その期間内に見積書や請求書などの書類を提出する必要があります。
ホームページの制作スケジュールと補助金の申請スケジュールが合わないと、せっかく利用できるはずだった補助金が使えなくなってしまうと困りますよね。
補助金の活用を考えている場合は、相談の段階で早めに伝えておくことをおすすめします。
制作者が過去に同じ補助金を扱ったことがあるかもしれないので、相談してみると手続きがスムーズかもしれません。


まとめ「思っていたのと違う…」を防ぐために
ホームページ制作のすれ違いは、外注した直後ではなく、時間が経ってから起こることが多いと感じます。
そのころには、お客さまも制作側も当時の細かいやりとりを忘れてしまっていることも。
そのため、口頭だけでなく文章で記録を残しておくこと、そして契約書を交わすことが大切です。
ホームページ制作は専門的な話が多く、よく分からないまま進んでしまうことがあります。
せっかくのご縁で外注したのに、後から「こんなはずじゃなかった」となってしまうのは、双方にとってとても残念なこと。
「何から聞けばいいか分からない」という方も、まずは気になることをメモして、制作会社に聞いてみることがおすすめです。
分からないことを「分からない」と言える関係性が、良いホームページづくりの第一歩です。
自戒の念を込めて、私もご依頼者さまへの分かりやすい対応を心がけたいと思います!










